天使みたいだった?
今日は、前向き。
肩こりに悩む妹の肩を揉む。
ソファーに座って肩を揉む。
寝てもらっての整体マッサージやアロママッサージは、やってる私も楽しいし40分くらいすぐ経つ。
でも座って肩揉みは全然時間がたたない。
全然しんどい。
しんどいので、他のことを考える。
妹が生まれた日のこと思い出す。
当時8才だった私は、「赤ちゃんは天使」というフレーズをどこかで聞き、
天使と会える日を心待ちにしていた。
6才の弟とふたりで
「赤ちゃんは天使みたいにかわいいらしいよ」
「たのしみ、たのしみ」
「早く会いたいなぁ」
「羽が生えてるかもね」
などと話していた。
そして、妹、誕生の報告。
父と弟と私の三人で、病院にダッシュ。
妹とご対面。
父は嬉しかったようだが、
私と弟は、真っ赤なお猿みたいな妹を前に、内心
「違う・・・。思ってたんと、違う・・・!」
と激しく動揺したんだった。
その後、天使どころか泣いてるときは悪魔、言うこと聞かない怪獣だと姉の私は思った。
なんてことを思い出しながら、妹の肩をもんだ。
テレビでは、コッシーが踊ってた。
私たちの隣で、妹の長男も踊ってた。
その姿は、ちょっと天使みたいだった。