蓮のれん
蓮の柄の暖簾を買った。
色味、すき。
薄桃色と薄い水色。春色。
引越しのことを、あれこれ考える。
心斎橋の大丸で、金子みすず展をしている!そうな。
嬉しい。
金子みすず大好き。
『 わたしと小鳥とすずと
わたしが両手をひろげても
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地べたをはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんなうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし。
みんなちがって、みんないい。』(金子みすず)
ハンバート・ハンバートの『同じ話』